📚 この記事は、「薬局薬剤師の転職の流れを完全解説|エージェント登録から内定・入職までの全ステップ」シリーズのPart①です。
▼転職シリーズ全10回の構成
- Part⓪:薬剤師の転職完全ガイド
- Part①:転職すべきか悩んだときに読む記事
- Part②:薬剤師の転職で実績がないと悩むあなたへ
- Part③ 薬剤師転職エージェントの選び方と使い方完全ガイド
- Part④薬剤師の職務経歴書・履歴書の書き方と記入例
- Part⑤:薬剤師の転職面接対策ガイド
- Part⑥:雇用条件通知書のチェックポイント
- Part⑦:薬剤師の薬局見学マニュアル
- Part⑧:薬剤師の転職後に後悔しないための入社前チェックリスト
- Part⑨薬剤師が後悔しないキャリアを築くために
「転職したほうがいいのかな…」と迷っている方が最初に読むべき内容をまとめています。

最近、仕事のことですごくモヤモヤしてて……このままでいいのかなって不安なんです
その気持ちすごくわかるよ。転職するかどうかは別として、まずは“行動してみる”ことが大事だと思うな
こんな人に読んでほしい
- 今の職場に不満のある人
- 転職を考えてはいるけど何をすればいいかわからない人
- このまま働いているだけでいいのか漠然な不安がある人
- 自分が求める働き方・年収などを言語化したい人
この記事を読んだらわかること
- ブラック薬局を見極めて離れるべき理由
- 転職を始めるべきかどうかの判断軸
- 今の職場の良い点・悪い点の整理法
- どんな働き方を望んでいるかを言語化する方法
転職すべきか迷っている時点で、転職活動は“するべき”です
転職するかどうかは、転職活動をしてみないとわかりません。
求人を見て、自分が興味を持てる職場があるのか、そして自分の実績で内定が出るのか。
それを「知る」だけでも、今の職場に残る意味や、次に進む覚悟が変わってきます。
つまり、**迷っている時点で「動いてみる価値がある」**というのが結論です。
実際に求人を見てみると、『案外やっていけそう』って自信につながることもあるよ。転職“活動”はリスクじゃないから安心してね
職場の「良いところ」と「悪いところ」を整理しよう
紙に書き出して「見える化」しよう
まずは紙に書き出すことから始めましょう。 以下のように「良いところ」「悪いところ」に分けて、今の職場を客観的に見てみます。
- シフトの希望が通りやすい
- 上司との距離感が近い
- 家から近い
- 成長が実感できる
- 昇給の見通しがない
- 給与が少ない
- 体調不良でも急には休めない
- 福利厚生が使いにくい
- 残業が多い
- 休みが少ない
- 急な転勤がある
私のところも“責任だけ増えて評価されない”って感じがあるかも…
それも立派な“悪いところ”だよ。遠慮せずどんどん書き出してみて
良いところは「本当に必要な条件か」を見直そう
リストアップした「良いところ」は、本当にあなたにとって必要なものかを見直します。
たとえば…
シフトの希望が通りやすい←希望休は月に1~2回で十分上司との距離感が近い←そんなに仲良くなくても良い- 家から近い ←時間を有効活用できた
- 残業が少ない ←時間を有効活用できた
実は「なくても問題ない」要素もよくあります。 転職で捨てていいもの・残すべきものが見えてきます。
“みんなが良いって言う条件”じゃなくて、“自分に必要な条件”を見極めることが大事だよ
悪いところは「改善できるか/我慢できるか」で見極めよう
「悪いところ」の中には、すぐには変えられないけれど、将来的に改善される可能性があるものもあります。
以下のように考えて、「改善も我慢もできない」ものだけ残しましょう。悪いところ自分の頑張りや上長に相談で改善できる?もしくは5年以上我慢できる?
- 昇給の見通しがない ←自分で改善× 我慢×
- 給与が少ない ←今自分で改善× 我慢×
- 体調不良でも急には休めない ←自分で改善× 我慢×
福利厚生が使いにくい←自分で改善× 我慢〇残業が多い←自分で改善× 我慢〇休みが少ない←自分で改善× 我慢〇急な転勤がある←自分で改善× 我慢〇
人間関係とかなら異動で変わることもあるし、“自分がどこまで許容できるか”がポイントだね
転職の判断基準をつくろう
良いところはキープ条件、悪いところは「どう変わればOKか」
職場の良いところと悪いところを整理したら、次にやるべきことは「判断基準づくり」です。
- 良いところ → キープしたい条件
- 悪いところ → どう変わればOKかを言語化
シフトの希望が通りやすい上司との距離感が近い- 家から近い
- 成長が実感できる
- 昇給の見通しがない
- 給与が少ない
- 体調不良でも急には休めない
福利厚生が使いにくい残業が多い休みが少ない急な転勤がある
🎯 最低限の条件を数値で設定しておくのも有効です。
私が実際に設定していた最低ライン
- 年収:700万円以上
- 昇給:毎年あり(評価制度がある)
- 通勤:30分以内
- 成長:業務の幅が広く、裁量がある
- 休み:体調不良のときに遠慮なく休める
この条件をすべて満たす求人が出てきたら、「検討する価値あり」。
満たさない場合はスルーしてOKです。
💡高望みと感じる場合は「現職で改善できるか?」も合わせて検討を。
なんだか、考えが整理されてきました……
自分が大事にしたい条件、少しずつ見えてきたかも!
絶対に避けるべき職場|ブラック薬局のチェックリスト
🛑 ブラック・コンプラ違反チェック項目
以下のような職場にとどまるメリットはゼロです。
- 薬歴改ざんを指示される
- 在宅訪問や服薬指導の虚偽記録
- 薬剤師不在で調剤業務を行わせる
- 休憩時間が取れない・タイムカード操作がある
- 有給が「形式上存在するだけ」で事実上使えない
- 明確な説明もなく手当カット・評価基準がブラックボックス
どんなに条件が良くても、コンプラ違反がある職場は即アウトだよ!
まとめ|転職しなくてもいい。でも、転職活動はしてみよう
🔸 モヤモヤしてるなら、まずは頭を整理しよう
🔸 良いところと悪いところを客観的に洗い出そう
🔸 条件の優先順位や最低ラインを決めよう
🔸 ブラック職場は迷わず離れてOK
⚠ 転職は“選択肢”です。行動した人だけが、より良い未来を選べます!
次回予告(Part2)
「私、アピールできる実績なんてないかも…」と感じるあなたへ。
転職成功には、自分の経験を“棚卸し”することが大切です。
数字や肩書きだけじゃない、あなたの強みの見つけ方を一緒に整理しましょう!
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。


