この記事では、薬剤師として「もっと年収を上げたい」「家族を支えられる収入がほしい」と考えたとき、ただ転職するだけではうまくいきません。年収550万円から900万円へアップした薬剤師“ますなけ”の実体験をもとに、
- どんな準備をしたのか
- どんな企業から内定をもらえたのか
- 転職活動で何がよかったか、何を反省しているか
をすべて赤裸々に公開しています。
ますなけ先輩の転職話、聞いてみたいです!
2社目では『まあこんなもんか』と思ってたんだ。でも転職してみたら、800万台が1社、900万台が1社。びっくりしたよ。“やってて良かったこと”を伝えるね
こんな人に読んでほしい
- 転職で年収を上げたいけど、何から始めていいかわからない薬剤師さん
- **自分には特別な実績がない…**と不安に感じている方
- 転職活動を通じて、市場価値を上げたい・見極めたいと考えている方
- 将来的な家族設計やライフプランに向けて、収入を安定させたい人
- 実際に年収アップを成功させた事例を知りたい人
この記事を読んだらわかること
- 実際に年収550万円から900万円までアップさせた薬剤師の転職活動の全ステップ
- 転職時に評価されやすい実績やスキルの整理の仕方
- 複数企業の条件比較や判断基準の持ち方(表付き)
- 「やってよかったこと」「反省点」などリアルな体験談と学び
- 年収アップのカギは「実力」よりも**“伝え方と準備”だった**という事実
⭐ ますなけの年収が大きく上がった理由は?
- 2社目で「仕組みづくり」や「マネジメント視点」の経験を積めたこと
- 3社目の企業が、その経験を高く評価してくれたこと
- エージェントを活用して「自分の市場価値」を知り、適切な企業に出会えたこと
転職って「実績勝負」なイメージだったけど、実は“見せ方”と“伝え方”の工夫でかなり変わるんだよ。
ますなけの経歴
- 1社目:中小ドラッグストア(1~3年目)
- 調剤・OTC・運営に幅広く関わる
- 新店舗立ち上げ、管理薬剤師、店舗マネジメント経験
- 年収は450万円から550万円へ昇給
- 2社目:地方のドラッグストア(3~5年目)
- 調剤部門の立ち上げに参画
- マニュアル整備・業務標準化、在宅営業、加算取得、マニュアル作成
- 関連会社3店舗の開局サポート・運営支援
- 年収は据え置きの550万円だったが、「仕組みづくり」や「支援の視点」が身についた時期
- 3社目:高年収転職成功(5年目〜)
- 結婚を機に、教育費や生活費を見据えて「年収重視」で転職活動を開始
- 実績を整理して明確に伝えた結果、900万円で採用
- 現在は薬剤師として勤務しつつ、複数店舗の業務改善にも関与
順調に見えるけど、実際は不安や迷いだらけだったよ。
💭 転職を決意した理由(550万円時代の不安)
- 次の昇給時期が不明で、収入が頭打ちだった
- 子育てや教育費を考えたときに、生活に不安があった
- 「頑張っても評価されないのでは?」という漠然とした焦り
なんとなく不安って、実はすごく大事なサインだったりしますよね…
結婚を機に、“生活のために稼ぐ”視点が強くなりました。
✅ 転職で評価されたポイントと準備したこと
- 経験の幅と成果(加算取得、開局支援、マネジメント)
- 職務経歴書は成果ベースで整理
- 面接で「強み・苦手」を明確に言語化
- エージェントを活用して市場価値を把握
転職活動の成否は“準備の質”で8割決まるって、身をもって感じたよ。
🎯 転職決意から転職先決定までの流れ
転職活動にかかった期間は約7週間。以下の4ステップに分けて
✅ 実際のアクション💡 気づきと学びに整理します。
STEP1|1週目:情報収集とエージェント登録
✅ 実際のアクション
- 「年収を上げたい」という動機で転職活動をスタート
- エージェント2社とオンライン面談(仕事終わりに)+カフェで直接面談1社
- スカウト型転職サイトにも登録
- 連絡が多すぎて対応できず、最終的にエージェント2社に絞った
💡 気づきと学び
- 価値観や希望条件を整理しないまま動いたため、面接候補の絞り込みに苦労
- 面談前に「何を優先するか」を明確にしておけば、もっと効率的に動けたはず
STEP2|2週目〜7週目:面接ラッシュ
✅ 実際のアクション
- 面接先を何とか絞り込み、土日を使って集中的に面接を受けた
- オンラインと対面が半々くらい
- 調剤・ドラッグストア系 数社、企業薬剤師1社(書類落ち)、一般企業1社を受けた
- エージェントと面接練習や書類添削を実施
💡 気づきと学び
- 面接企業をすべて決めてからスタートするべきだった
- 「即決できる条件(年収・勤務地など)」を事前に明確にしておけば判断が楽だった
- 内定の返答期限と最終面接の結果が重なり、比較検討が難航
- 面接練習・書類添削は自信につながった
STEP3|5〜7週目:職場見学
✅ 実際のアクション
- 特に気になった内定先は職場見学を実施
- オンライン面接だった企業も現地に足を運んだ
💡 気づきと学び
- 働く場所の雰囲気を肌で感じられたのはとても大きかった
- オンラインだけで決めず、現地確認は必須
STEP4|転職先の決定
✅ 実際のアクション
- 最終的に、最後に面接を受けた企業(A社)に決定
- 年収900万円、勤務条件も希望通り
💡 気づきと学び
- 選考の順番やスケジューリングで苦労したが、最後まで粘って良かった
- 最終面接が最後に来たことで、比較検討材料が揃ったのは結果的に良かった
- 最終的に、最後に面接を受けた企業(A社)に決定
- 年収900万円、勤務条件も希望に合致
- 現在は薬剤師として働きながら、複数店舗の業務改善にも関与
ステップごとに見ていくと、自分でもできそうな気がしてきました…!
流れを整理しておくと、迷った時の判断が早くなるし、行動もしやすくなるよ。
📊 実際にもらった内定結果の一部
年収・勤務条件・年間休日で比較
企業 | 年収条件 | 勤務条件 | 年間休日 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
A社(小規模調剤) | 700~1000万 | 大きめの都市転勤無し | 116日 | 内定(年収900万) | 現職・条件面で最もバランス良し |
B社(大規模調剤) | 700~1000万 | 全国転勤あり | 116日 | 内定(年収850万) | 初任地は僻地、薬局立ち上げ予定。田舎すぎて辞退 |
C社(大規模ドラッグ) | 550~800万 | 全国転勤あり | 108日 | 内定(全国750万、エリア限定650万) | 年収・休みの条件合わず辞退 |
D社(中規模ドラッグ) | 600~800万 | 大きめの都市転勤なし | 118日 | 内定(年収750万) | 残業多め、年収は残業前提だったため辞退 |
E社(小規模調剤) | 550~800万 | 大きめの都市転勤無し | 130日(週休2.5日) | 内定(年収650万) | 勤務地や条件に納得できず辞退 |
F社(企業薬剤師) | 700万~ | 大きめの都市 転勤無し | 130日 | 書類選考落ち | 9時17時と条件は良かったが通過できず |
G社(一般企業) | 500~700万 | 地方都市転勤なし | 120日 | 内定(年収600万) | 医療介護系IT・運営職。将来性を感じたが未経験で年収が低め |
比較してみると、同じ薬剤師でも年収も条件も全然違う。
“どこで働くか”ってほんと大事。
✅ 転職でやってよかったこと・反省点まとめ
🔷 やってよかったこと
- 自分のキャリアを棚卸しし、職務経歴書を成果ベースで整えた
- 得意・不得意を整理し、面接で信頼感ある受け答えができた
- 複数社の選考を受け、相場観をつかみながら年収交渉ができた
- エージェントだけでなく、直接応募でも動いたことで本気度が伝わった
- 年収だけでなく、長期的な働き方も重視して企業を選んだ
🔶 うまくいかなかったこと・反省点
- エージェントに多数登録しすぎて情報過多になり、対応が煩雑に
- 転職活動初期に「年収アップ」しか考えておらず、面接先の絞り込みに苦労
- 面談前に価値観や優先順位を整理しておけば、もっとスムーズだった
- 面接の順番を考えずに受け始めてしまい、比較がしづらくなった
- 内定の返答期限と面接スケジュールのずれにより、比較検討が難航した
🔚 まとめ|薬剤師が年収アップを実現するために
- 年収アップは“なんとなく”ではなく、“準備と戦略”が必要
- 自分の強み・経験を棚卸しして言語化すること
- エージェントを活用して、複数社を比較・交渉すること
- 高年収求人は、準備と見極め次第でしっかりチャンスがある
900万って一部の限られた人の世界かと思ってました…
正直、僕も昔はそう思ってた。でも“評価される場所”に行けば、全然届く水準だったよ
これはCTAサンプルです。
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